こんにちは、小型キャンピングカーレンタル会社のスタッフをしているナオです!
昨今、アウトドアブームが続いており、その中でも車中泊を利用している方も増えましたよね。
人混みを避けてキャンプ場や車中泊スポットでゆったりと非日常を味わえる車中泊。
しかし、車中泊をすることによって、様々なトラブルも起きたりしています。
そこでレンタカーやカーシェアで車中泊するときの車種は何がいいのか。
車中泊を楽しむポイントなどをご紹介します!
目次
車中泊するときの車両の選び方
まずは、レンタカー・カーシェアで快適に車中泊するための、車両選びのポイント3つをご紹介します。
ポイント1「平らな就寝スペースが確保できる」
車内で眠るときに気になるのが、シートを倒したときの段差や角度です。シートを倒して眠る場合は、背もたれと座面をベッドのように水平につなげられるフルフラットシートの車両を選びます。
また、どうしても発生してしまう段差は、タオルなどで埋めてなるべく平らに整えます。
ポイント2「足をのばして眠れる」
就寝時に気になるのが、足を延ばして眠れるかどうかです。
就寝スペースが自分の身長よりも長い車両であれば、足の置き場に困ることなく眠れます。
ポイント3「天井と頭の距離に余裕がある」
車内では、くつろいだり、着替えたりするため、広さに余裕がある車を選びましょう。座った時に、頭から天井まで余裕がある高さであることを事前に確認します。
車中泊できるおすすめ車種とメリット・デメリット
トヨタ ハイエース
車名 | ハイエース |
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グレード・モデル | スーパーロングバン・ワイドボディ・ハイルーフ |
車体サイズ | 全長:5380mm、全高:2285mm、全幅:1880mm |
車内サイズ | 室内長:3540mm、室内高:1635mm、室内幅:1730mm |
メリット
- モノを運ぶ商用車のため、荷室が広くファミリーでの車中泊でも余裕がある。
- キャンプ用品のコンパクト化などをあまり考えなくてよい。
- 荷室がすでにフラットになっているため、寝心地がよい。
デメリット
- 車体の全長が5メートルを超えるため、運転が難しい。特に路地などの細い道やバックでの駐車では、慣れが必要なため、運転に自信がない方は避けたほうが良い。
ホンダ N-VAN
車名 | N-VAN |
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グレード・モデル | L |
車体サイズ | 全長:3395mm、全高:1945mm、全幅:1475mm |
車内サイズ | 室内長:最大2635mm、室内高:1365mm、室内幅:1390mm |
メリット
- コンパクトな軽自動車なため、運転に慣れていなくても比較的安心して乗れる。
- 軽自動車でありながら、助手席をたおすことで室内長が最大で2メートルを超えるため、足を延ばして就寝できる。
デメリット
- 助手席側は広く使えるが、運転席側はシートがフルフラットにならないため、2人で車中泊をするには手狭。
- 荷室スペースが限られているため、荷物は厳選してコンパクト化が必要。
日産 セレナ
車名 | セレナ |
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グレード・モデル | SERENA e-POWER |
車体サイズ | 全長:4770mm、全高:1875mm、全幅:1740mm |
車内サイズ | 2‐3列目フルフラットモード 室内長:約2050mm、室内高:1400mm、室内幅:1240mm |
メリット
- 車体サイズ、車内サイズのバランスが良い。
- シートをフルフラットにした際に、背もたれ下にできるスペースに荷物をしまうことができる。
デメリット
- 2‐3列目シートをフルフラットにして就寝スペースが作れるが、シートの凹凸があるため、より快適に就寝するには、タオル等で埋める必要がある。
車中泊スポットの選び方
「車中泊はどこで楽しめばいいの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
車中泊は場所選びによって、快適性・安全性が左右されます。慣れないうちは、車中泊ができる施設を利用して、快適・安全に楽しみましょう。
車中泊ができる施設では、トイレや水場がすぐに利用でき、他の利用者の人目があるため比較的安全に過ごすことができます。施設によっては、温泉が近くにあったり、電源が利用できたりします。近隣設備や利用可能設備については、施設ごとに異なるので好みに合わせた施設を探してみましょう。
車中泊ができる主な施設
オートキャンプ場
キャンプをするエリア(キャンプサイト)まで、自動車の乗り入れができるキャンプ場です。施設によっては、キャンプサイトごとに車の乗り入れ可否が異なるところもあるので、予約するキャンプサイトに車が入れるかどうかは事前に確認してください。
RVパーク
快適に安心して車中泊ができる基準を満たした施設をRVパークと呼びます。こちらは、あくまでも車中泊をする施設なので、基本的にはバーベキューなどはできません。
関東から行けるオートキャンプ場・RVパーク
筆者が行ってみたい、関東から車で行けるオートキャンプ場、RVパークをご紹介します。
The Old Bus
こちらのキャンプ場は、ブルーのオールドルックなバスがシンボルマーク。
バスの中はバーになっており、窓からは富士山と海を眺めることができます。
こちらの施設はキャンプ場ですが、マイカーステイというプランがあり、ご自身の車で車中泊を楽しむことができます。
所要時間 | 横浜駅から車で約2.5時間 |
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利用料金 | 5000円~ |
基本情報 |
施設名:The Old Bus 住所:〒410-0243 静岡県沼津市西浦久料 その他:トイレ、水道あり ※最新・詳細情報は予約サイトから確認してください。 |
逗子小坪シーサイドRVステーション
リゾート気分を味わえる逗子マリーナに隣接しているRVパーク。
ヤシの並木と夕日を一度に見ることができます。ゆったりと優雅に車中泊ができるスポットです。
所要時間 | 横浜駅から車で約50分 |
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利用料金 | 2000円~ |
基本情報 |
施設名:逗子小坪シーサイドRVステーション 住所:〒249-0008 神奈川県逗子市小坪5丁目20−4 その他:トイレあり ※最新・詳細情報は予約サイトから確認してください。 |
Hayama RV-SITE by Star Home
焚火をしながらキャンプ気分で車中泊が楽しめる RVサイト。
車中泊スペースにはウッドデッキがあり、こちらにテントやタープを張ることも可能。
キャンプも車中泊も楽しみたい日に利用したい施設です。
所要時間 | 横浜駅から車で約40分 |
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利用料金 | 5000円~ |
基本情報 |
施設名:Hayama RV-SITE by Star Home 住所:〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町上山口1431 その他:トイレ、水道、シャワーあり、調理可、ドッグラン併設 ※最新・詳細情報は予約サイトから確認してください。 |
必ず用意したい持ち物4選
車中泊をする際に、必ず用意したい持ち物を4つご紹介します。
当社のキャンピングカーには、★マークのグッズを備え付けております。
エアマット
就寝スペースの固さを軽減してくれます。空気で膨らますエアマットは、コンパクトにしまうことができるので、使っていないときに車内の広さを確保できます。
寝袋
こちらもコンパクトにしまえる寝具です。車で持ち運ぶため、軽量である必要はありません。Amazonなどのネット通販では1万円以下で購入できるタイプもあるので、1つ購入しておくといいと思います。
照明器具★
エンジンを切った状態で、車内灯を長時間使うととバッテリー上がりの原因になります。夜もゆっくり過ごすために充電式のライトを持っていきましょう。
目隠し★
車内で照明をつけると、外からは中の様子が丸見えになります。プライバシーを守って安全に過ごすために、窓につける目隠しが活躍します。
車中泊を格上げする持ち物5選
より快適に、より特別に過ごすために、用意しておくと嬉しい持ち物を5つご紹介します。
なお、当社のキャンピングカーには、こちらのグッズが全てそろっています!
ポータブルバッテリー★
スマホの充電や電子機器の使用など、できることが増えるので、一つあると安心です。
プロジェクター★
プロジェクターで映画を観るとより特別感が増します。アウトドアシアターにも挑戦しみてはいかがでしょうか?
LEDイルミネーションライト★
かわいいライトを用意しておくと、よりおしゃれな雰囲気で夜を楽しむことができます。
アウトドアチェア★
アウトドアチェアは特にオートキャンプ場で活躍します。自然の中で外の空気をゆっくりと満喫したいときに、腰掛けられるのが嬉しいですね。
調理器具★
コーヒーを淹れたり、お湯を沸かしたり簡単な調理ができる準備があると、自然の中で食事を楽しむことができます。
Couchwheelsのレンタカーをご紹介
この記事では、レンタカー・カーシェアでの車両選びのポイント、車中泊に必要な持ち物をご紹介しました。
Couchwheels(カウチホイールズ)では、車両を予約するだけで、持ち物の準備も完了するレンタカーサービスを行っています。
車中泊デビューに最適な小型キャンピングカーと主要グッズをセットで貸出しています。
さらに、車両の内装はぬくもりのあるデザインにしており、より特別なおでかけをすることができます。夜だけでなく日中も快適に過ごせる車両となっているので、キャンプに最適です。
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